ワラジムシ目の動物。昆虫よりも、カニやエビ、シャコ類、オキアミ類などに近い生物とされる。陸生で、刺激を与えると団子のような体勢になる。 土壌に生息して分解者の役割を担っている。発生時期は初夏から秋にかけて。なお、子供たちには親しまれている生き物だが、歳時記には掲載されていない。

仏教寺院などで、夏の一定期間僧が一室に籠り修行すること。陰暦4月16日に始まり7月15日に終る寺院が多い。釈迦在世中よりインドで始まり、仏教とともに中国や日本にも伝わった。雨期に活発になる草木や昆虫、小動物に対する無用な殺生を防ぐため、個々に活動していた僧が、一定期間ひとところにこもって修行するものとされる。現在でも禅宗では、その修行が行われている。安居に入ることを「結夏(けつげ)」「結制」、安居が明けることを「解夏(げげ)」という。また、供えられる仏華を「夏花」、写経を「夏書」という。日本では冬でも行われ、これが「冬安居」。

5月10日から16日までの一週間。アメリカのバードデーに倣って1947年より始められた。「愛鳥日(あいちょうび)」「鳥の日」などともいう。戦中戦後の伐採により荒れた山林を保護し山野の緑化運動を推進するとともに、鳥類の保護運動も始められた。この時期多くの野鳥は繁殖期を迎え、また、多くの鳥が夏鳥として南方から渡ってくる。

葵(あおい)は立葵、銭葵、蜀葵、つる葵、錦葵、白葵などの総称。一般的に葵といえば中国原産の立葵を指すことが多いが、銭葵はヨーロッパ原産の多年草。日本には江戸時代に鑑賞目的で渡来したが、現在では野原や川原などで野生化している。高さ50~150センチほどで、初夏から梅雨の頃にかけて、紫の筋のある淡紫色の花を咲かせる。立葵などと同様、花は下から順に咲きのぼる。歳時記には、葵の傍題として出ている。
