フグの鰭を炭火で炙り焦げ目をつけて器に入れ、熱燗の酒を注いだもの。注いだ酒の表面に火をつけて飲むこともある。その琥珀の色合いや香ばしさを楽しむ。鰭の代わりにフグの刺身の一片を使うのが「身酒」。かつて、安酒を美味しく飲む手段として定着したという。

フグの鰭を炭火で炙り焦げ目をつけて器に入れ、熱燗の酒を注いだもの。注いだ酒の表面に火をつけて飲むこともある。その琥珀の色合いや香ばしさを楽しむ。鰭の代わりにフグの刺身の一片を使うのが「身酒」。かつて、安酒を美味しく飲む手段として定着したという。

硬骨魚目フグ科の海魚の総称。秋から春にかけても獲れるが、美味なのは冬季。多くは肝臓と卵巣に猛毒を持つ。多くは食用で、てっちり(河豚ちり)、てっさ(河豚のさしみ)、河豚汁などとして食される。虎河豚、赤目河豚、箱河豚などその種類は多く、特に虎河豚は美味。

折り畳んで移動することもできる防寒のための障屏具で、室内の仕切り・目隠しともなる。現在では絵を施して美術品として鑑賞されたり、祝い事や様々な場の装飾品として用いられることの方が多い。地紙全体に金箔(きんぱく)をおいたものが「金屏風」。

ミカン科の常緑低木。本州の関東以西から九州にかけての低山地の林中に自生する。楕円形の葉は樒(しきみ)に似て、深山に生えるのでこの名があるが、マツブサ科である樒とは別種。晩春の頃四弁の白い小花が咲き、その実が冬には真っ赤に熟す。なお、「深山樒の花」は夏季。

落葉しつくした木々に覆われ、冬日の中にうっとりとうずくまったような山の姿を擬人化していう。峻険な高山や雪嶺よりも、人里近くの雑木山など、親しみやすい低山に相応しい言葉。中国北宋の画家 郭煕(かくき)の画論『臥遊禄』に「冬山慘淡而如睡(冬山惨憺として眠るが如し)」とあるのが出典。同様に、春は「山笑ふ」、夏は「山滴る」、秋は「山粧ふ」という。
