初冬の頃、落葉樹の梢に残っている葉が枝を離れて地面や水面に散り敷くこと。木の葉が散るさまやその音には一抹の侘しさがある。単に「木の葉」というだけで、木の葉の散る様や地面に落ちている様子、枯れたまま木の枝に残っている葉などを想像させる。「木の葉」の傍題。

初冬の頃、落葉樹の梢に残っている葉が枝を離れて地面や水面に散り敷くこと。木の葉が散るさまやその音には一抹の侘しさがある。単に「木の葉」というだけで、木の葉の散る様や地面に落ちている様子、枯れたまま木の枝に残っている葉などを想像させる。「木の葉」の傍題。

冬に見かける蝶のこと。特別な種類の蝶を指す訳ではない。冬の初めの頃は、生き残ったモンシロチョウ(下の写真)などを目にすることがある。多くは飛ぶ力もなく、じっと動かない。冬の間に多くの蝶は死に絶えるが、越年する蝶もいる。

フグ目カワハギ科に属する海水魚。ウマヅラハギなどとともに「皮剝(かわはぎ)」(夏季)の仲間だが、それぞれの旬は異なる。カワハギ類としては大型。前半部が薄べったく拡がり、尾が締まった形をしていることからこの名がある。全国の沿岸域に生息する。旬は冬。肝臓が美味なところは他のカワハギ類と同様。なお、歳時記には載っていない。

その年の冬の初めての時雨(しぐれ)。時雨は、晩秋から初冬にかけて降ったり止んだりするにわか雨全般を指し、そのうち晩秋に降るにわか雨を秋時雨、初冬に降るにわか雨を、単に時雨と称する。「初時雨」には、ものが枯れ急ぐ季節が到来した侘しさに、新たな季節を迎えた心の華やぎが交差する。「初空」「初富士」「初鰤」など「初」の一字を冠した季語共通の弾むような明るさには、四季の移ろいの中に生きる日本人の心情が投影しているようだ。

鰤(ぶり)は、アジ科の沿岸性回遊魚。成長につれて名前が変わる出世魚でもある。冬になると暖流に乗って北上し日本の沿岸に来遊する。11月から12月初めに獲れたものが「初鰤」。かつては初物として珍重されたが、近年は鰤の子のハマチを養殖しているため、もの珍しさは薄れてきた。
