「枯木星」は葉が落ちて見通しが良くなった枯れ木の枝越しに見える星のこと。「枯木」の傍題。冬は一年中で 星がもっとも輝く季節。
掲句は、地球の外のはるか遠くから眺めたら、我々の住んでいる地球も、枯木星の一つではないかとの句意。落葉樹の梢に現れた星々を仰ぎながらの、友人との会話が思われる。口語調をそのまま取り入れたのも効果的だ。『俳句界』2025年12月号。
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