「香水」は汗をかき、体臭が気になる夏によく使われるので夏の季語。女性のみならず、男性も用いる。
掲句は香水の瓶が飛行機のように離陸するという。月光の中にあっての作者の自由な想像力の飛翔を思わせる。夏の盛りというよりも、秋が近い頃の月光の澄みが感じられる作品だ。そこには、昼の暑さから解放された安堵の思いもあろうか。『文藝春秋』2025年8月号。
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