新季語探訪(17)

「サンダル」は足をおおい包まず、底や台をひもやバンドで足にとめる履物の総称。足を露出した開放的な夏の履物。

明治時代末以降輸入品を通じて日本に入り、下駄に代わる日常的な存在となって、昭和後期には生活に定着した。俳句に詠まれるようになったのは1970年代以降とされる。

歳時記に取り上げられるようになったのは1990年代後半から。初めは他の季語の傍題として扱われていたが、2000年代後半から角川『合本俳句歳時記』などで夏の季語として項目化されてきている。因みに、手元にある『角川俳句台歳時記 夏』(2006年発行)には掲載されていない。

開放感のある夏の暮らしを特徴づける季語の一つとして、今後も詠まれていくと思われる。

,

コメントを残す