オーバーコート(オーバー)より少し薄手のお洒落な外套のこと。もともとは女性用の和装コートをさしたが、和服の着用が少なくなった 現在では、洋装の少し軽めの外套を指すことが多い。男性用・女性用を問わない。なお、外套、オーバーコート、コートの違いについて、正確な定義はないようだ。

オーバーコート(オーバー)より少し薄手のお洒落な外套のこと。もともとは女性用の和装コートをさしたが、和服の着用が少なくなった 現在では、洋装の少し軽めの外套を指すことが多い。男性用・女性用を問わない。なお、外套、オーバーコート、コートの違いについて、正確な定義はないようだ。

冬の初めに降る通り雨。降る時間は短く、地域も限定されている。主に山がちの地域でみられる冷気を伴う局地的な天候の変化で、雨が降ったり止んだりする。しばしば時雨が降る地域は、日本海側や内陸部の山間などであり、特に京都では北山を中心によく降り、「北山時雨」と呼ばれる。この雨が降ると、徐々に四囲の景色から色彩が消えてゆく。日本人は、時雨に濡れて寂れてゆくものの中に、美しさと無常を感じ取ってきた。他の季節に降る通り雨は、「春時雨(はるしぐれ)」「秋時雨(あきしぐれ)」などという。

「夜寒」は晩秋の頃、日中感じられなかった寒さが、夜になって感じられること。
掲句は、朝晩の寒さを感じ出す晩秋の頃の都会生活の一場面を切り取った。秋が深まってくると、夜の訪れが早くなり、暗い家路を辿ることが増えてくる。「ヘッドライトを顔に浴び」には、夜道を来て、不意に自動車のヘッドライトに照らし出された驚きが表れている。そのヘッドライトの鋭利な光は、冬が直ぐそこまで来ていることを思わせる。『俳句』2024年12月号。
屁糞葛(へくそかずら)は日本全土に普通に見られる蔓性の多年草。他の植物やフェンスに絡まりながら成長し、晩夏の頃鐘状の小さい花をつける。全体に悪臭があることからこの名がある。別名「灸花(やいとばな)」。開花後、秋が深まると果実が飴色に熟し、鳥によって種子が散布される。なお、「屁糞葛の実」は歳時記に掲載されていない。
