家路いつも夜学の窓の下とほる

「夜学」は学習意欲はありながら昼間働いている者が、夜、学ぶこと。定時制高校や公立の夜間中学の教室の窓明かりが夜遅くまで灯っているのは、秋の夜長を感じさせる光景だ。

掲句は、夜そこを通りかかると、いつも灯っている学習塾や地元の鉄道の総合管理所の窓明かりに、夜長の趣を感じてできた作品。夜、一日の仕事が終わって安堵感に包まれながら家路をたどるとき、窓を明るく灯して夜遅くまで勉強や深夜勤務を続けているそれらの人たちに、人懐かしさを覚えた。令和元年作。

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