カタクチイワシやマイワシなどの鰯の稚魚をさっと茹でて干したもの。白子(しらす)は体に色素が無い白い稚魚の総称で、イカナゴ・ウナギ・カタクチイワシ・マイワシ・ウルメイワシ・アユ・ニシンなどがある。主に食用とされるのはイワシの仲間の稚魚だが、網で捕獲するときにタコやイカ、エビやカニなどの幼生が混入していることもある。じっくり干して乾燥させたものを「ちりめんじゃこ」という。

カタクチイワシやマイワシなどの鰯の稚魚をさっと茹でて干したもの。白子(しらす)は体に色素が無い白い稚魚の総称で、イカナゴ・ウナギ・カタクチイワシ・マイワシ・ウルメイワシ・アユ・ニシンなどがある。主に食用とされるのはイワシの仲間の稚魚だが、網で捕獲するときにタコやイカ、エビやカニなどの幼生が混入していることもある。じっくり干して乾燥させたものを「ちりめんじゃこ」という。

蛙は冬の間、土の中や水の底に潜って冬眠しているが、春になると目を覚まして活動を始める。水辺には、蛙の雌雄が群れて、雄が雌を奪い合う光景が見られる(蛙合戦)。
掲句はたまたま水辺で目撃したヒキガエルの蛙合戦を詠んだもの。雌の上に乗っている雄が、さらに乗ってこようとする雄を力強い後ろ足で押しやり、ひっくり返す様子が見られた。合戦とはいえ、生まれたままの姿で武器を持たない蛙のことだから、柔らかに蹴り合うよりほかに仕様がないのだった。平成25年作。
春の日の暮れる頃。一日が終わりつつあるが、そこここに陽の気配が残っている。「春薄暮」ともいう。もの寂しさを感じる秋の夕暮と違い、ゆったりとした時間の流れを感じさせる。日没の後も、空はしばらく明るいままだ。

アブラナ科タネツケバナ属の多年草。田圃や水辺の湿地、荒地などに自生。仲春頃、茎の先端に総状花序をなす白色の小さな四弁花を咲かせる。イネの種籾を水に漬けて苗代を準備する頃に咲くのでこの名があるという。別名「田芥(たがらし)」。

クレソンは、アブラナ科オランダガラシ属の多年草。明治初期に食用・栽培目的でヨーロッパから渡来し、その後各地の川などで野生化。初夏の頃、白色の四弁花を多数咲かせる。肉料理の付け合わせにしたり、サラダにして食べる。独特の香りとさわやかな辛みが特徴だ。
掲句はとある小川で野生化して生えているクレソンを詠んだもの。綺麗な流れの中に密集して生えるクレソンの鮮やかな緑が印象に残った。実際には眺めていただけだが、サラダなどにするために摘むところを想像した。令和4年作。