クレソンを朝の瀬音の中に摘む

クレソンは、アブラナ科オランダガラシ属の多年草。明治初期に食用・栽培目的でヨーロッパから渡来し、その後各地の川などで野生化。初夏の頃、白色の四弁花を多数咲かせる。肉料理の付け合わせにしたり、サラダにして食べる。独特の香りとさわやかな辛みが特徴だ。

掲句はとある小川で野生化して生えているクレソンを詠んだもの。綺麗な流れの中に密集して生えるクレソンの鮮やかな緑が印象に残った。実際には眺めていただけだが、サラダなどにするために摘むところを想像した。令和4年作。

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