薔薇(ばら)の芽は品種によって色も形もさまざまだが、朱色のものが一般的だ。しばらくは固さをとどめているが、陽光のもと、ゆっくりと芽が解れていく。
掲句の「みどりご」はその年の2月に生まれた長男の長女。私にとっては2人目の孫に当たる。薔薇の芽は、いったん動き始めると生長が早く、たちまち葉を広げていく。その生命力の強さを目の当たりにして、生後間もない「みどりご」のことを思った。「みどりご」は漢字では「嬰児」だが、敢えて仮名書きにした。令和4年作。
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