冬の明け方のこと。寒さの厳しい冬においても、最も冷え込む時間帯だ。冬の夜明けは「冬曙(ふゆあけぼの)」「冬の朝」などさまざまに表現されるが、「暁(あかつき)」は、夜半から空が明るくなる前の時間帯を、「曙(あけぼの)」は、日の出が近づき東の空がほんのり赤く染まる時間帯を指す言葉である。

冬の明け方のこと。寒さの厳しい冬においても、最も冷え込む時間帯だ。冬の夜明けは「冬曙(ふゆあけぼの)」「冬の朝」などさまざまに表現されるが、「暁(あかつき)」は、夜半から空が明るくなる前の時間帯を、「曙(あけぼの)」は、日の出が近づき東の空がほんのり赤く染まる時間帯を指す言葉である。

立春前の18日間。土用と呼ばれる期間は年に4回(春夏秋冬)あるが、その中でも「寒土用」は冬の季節が終わる直前の期間であり、一年で最も寒さの厳しい時期。俳句で単に土用といえば立秋前の18日間をさす。

春の山は明るい光と温かな空気に包まれて、ものの命に溢れている。冬の間、眠っていたものたちが一斉に目覚めて活動を始める。
掲句は、「春山」を眼前にして、深々と胸に空気を吸い込んだときの感触を句にしたもの。命あるものたちが活動する「春山」が丸ごと肺腑の中に収まったとの表現からは、春を迎えた喜びが実感として伝わってくる。「虚に居て実を行う」という芭蕉の言葉も思い起こされる。『俳壇』2024年2月号。
万年青(おもと)は日本原産のユリ科の多年草で、宮城県を北限に本州以西に自生するほか、観葉植物として庭などに植えられる。夏に葉の間から花茎を伸ばし穂状に淡緑色の花を咲かせた後、球形の実を結ぶ。実ははじめは青いが、秋の深まりとともに深紅に熟する。
