「蒲団」「布団」は、綿や藁、羽毛などを布でくるんだ寝具で冬の季語。アヒルやガチョウなどの水鳥の羽を使用している「羽根布団」は、軽く保温性があり、快適な眠りへ人を誘う。
掲句は「羽根布団」の寝心地を「浮寝」に譬えたところがポイントだ。 「浮寝」は水鳥が水に浮いたまま寝ること。公園の池に浮かんで入れ首のまま眠っている鴨を見かけることがあるが、作者はそんな水鳥の「浮寝」の気分を想像して詠んでいるのだ。ぬくぬくと布団にくるまる極楽気分は、冬の愉しみの一つ。『俳壇』2024年2月号。
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