アメリカ原産のナス科の多年草。各地の山野や荒れ地のいたるところに種子や地下茎で繁茂している。夏に咲く白又は淡青色の花は、同科のナスやジャガイモに似ている。実は球形で黄色く熟しプチトマトに似るが、有毒であるため食用には適さない。花には可憐なところもあるが、いったんはびこると駆除が困難な草である。

アメリカ原産のナス科の多年草。各地の山野や荒れ地のいたるところに種子や地下茎で繁茂している。夏に咲く白又は淡青色の花は、同科のナスやジャガイモに似ている。実は球形で黄色く熟しプチトマトに似るが、有毒であるため食用には適さない。花には可憐なところもあるが、いったんはびこると駆除が困難な草である。

椿は、冬から春にかけての花の時期が過ぎると暫く忘れ去られているが、夏、葉の陰に緑色の艶やかな実をむすんでいるのに気づく。赤子の握り拳ほどの球状の実だ。実はやがて紅を 帯び、秋には褐色となる。熟すと背が三つに割れて、 硬い暗褐色の種が二、三個とびでる。この種を絞ったものが椿油 で、古くから食用や髪油として用いられてきた。

カメムシ目(半翅目)に属する昆虫。体が亀の甲羅のような形をしていることからその名がある。刺激を与えると悪臭を放つことから、地方によっては「ヘコキムシ」「ヘクサムシ」「クサンボ」「クサムシ」など様々な呼び名がある。農作物を荒らすこともあるため、害虫として扱われることも多い。俳句では、他の悪臭を放つ虫と合わせて放屁虫(へひりむし)とよばれる。

紫陽花(あじさい)は七変化ともいわれる。咲き始めの白又は淡い黄緑色が徐々に青くなり、やがて赤くなり、最後は緑で咲き終わるというのが、よく見られる紫陽花の色の変化だ。また、土壌の性質により、酸性土壌であれば青紫色に、アルカリ性土壌であれば赤色になる傾向があるという。
掲句は、七変化といわれる紫陽花の色の変化を潮騒に結び付けた一句。この二物を結びつけたのは、日々潮騒を聞いて過ごす海辺近くに住む人の感性だろう。紫陽花の色は、実際にはある日突然変わる訳ではないが、朝起き出した作者の目に、紫陽花の色の変化が鮮やかに映じたのだ。一見平凡にみえる「今日の」の措辞が、朝の紫陽花の瑞々しさを引き出している。『俳壇』2023年7月号。
梅雨が終わること。暦の上では入梅から30日後とされるが、気象上の梅雨明けは、平均的には沖縄6月21日、関東甲信7月19日などである。梅雨前線は太平洋高気圧が勢力を強めるにしたがってゆっくりと北へ押しあげられ、やがて北上しきるか消滅すると梅雨明けとなる。梅雨が明けると、本格的な夏(盛夏)が到来する。
