地中海原産のシソ科の常緑小低木。和名「迷迭香(まんねんろう)」。江戸時代に中国経由で日本に伝播した。細長い葉に芳香があり、料理、香料、薬用として西洋では古くから利用される。冬から春にかけて青紫色の小さな花を咲かせる。花期が長いので季節が定め難いが、商業施設の屋上テラスで見かけたのは12月初旬で、寒さに強い印象を受けた。なお、歳時記には掲載されていない。

地中海原産のシソ科の常緑小低木。和名「迷迭香(まんねんろう)」。江戸時代に中国経由で日本に伝播した。細長い葉に芳香があり、料理、香料、薬用として西洋では古くから利用される。冬から春にかけて青紫色の小さな花を咲かせる。花期が長いので季節が定め難いが、商業施設の屋上テラスで見かけたのは12月初旬で、寒さに強い印象を受けた。なお、歳時記には掲載されていない。

熱帯アメリカ原産のトウダイグサ科の一年草。日本へは明治以降に導入された。観賞用に栽培されるが、野生化しているものもある。ポインセチアの近縁種。夏から秋にかけて、葉と茎の先端に花弁のない黄色い小さな花をつける。花の周りの苞葉が赤く色づく。

我が国の稲作は縄文時代の終わりに始まったとされ、米は日本人の主食の座を今でも守り続けている。「稲の秋」は、稲穂が黄熟して収穫期を迎えた秋の情景を大きく捉えた言葉。
掲句は旅中、川の名が途中で変わることに興趣を感じたことが契機になってできた作品。数年前のバスツアーでの北海道の道東から道央への移動は、石狩川を上流へと遡るルートだった。石狩川はいつしか空知川、富良野川へと名を変え、折りからの麦畑の中を水嵩豊かに悠然と流れていた。その後、大景の中を名を変えて流れ続ける大河の印象を反芻し続けて、掲句の形になった。実景は初夏の麦畑の景だったが、作品の中では、「稲の秋」という秋の稲田の中の川を詠んだ作品になった。令和7年作。
「虫」は、キリギリス、コオロギなど秋に鳴く虫の総称。その鳴き声を愛でる。立秋の頃から鳴き始め、秋が深まる頃まで鳴き続ける。
わが家の周りで鳴くのは、エンマコオロギやツヅレサセコオロギ、カネタタキなど。ときには家の中に入り込んだ可憐な姿を見かけることもあるが、大抵の場合、鳴き声を聞いてその存在を確かめる。秋の夜更け、窓辺のすぐ外で鳴いているコオロギの声にほのかな温もりを感じたのがこの句の契機である。令和7年作。

皇帝ダリアはメキシコや中米原産のキク科ダリア属の植物で、高さ3メートル以上になる。初冬の頃、公園の隅にピンクの頭状花が咲き盛っていた。