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俳句の庭

  • 棗の花

    6月 2nd, 2023

    棗(なつめ)は西アジアから欧州南部原産のクロウメモドキ科ナツメ科の落葉小高木。古く中国から日本に渡来したが、中国では李、杏、桃、栗と並んで漢方薬の五果の一つ。芽が出るのが初夏なので夏芽という。5、6月に葉の根元に淡黄色の小花をつける。目立たない花だが、そこに味わいを感じる人もいるだろう。

  • 梅雨

    6月 2nd, 2023

    地域により、また、年により異なるが、おおむね新暦6月10日前後から約1か月間雨が降り続く気象現象。日本を含む東アジアで見られる。梅雨前線が日本列島の南岸沿いに停滞することにより起こる。ちょうど梅の実の熟する頃に当たる。黴の発生しやすい頃でもある。

  • 囀りや明日渡る島沖に見て  上野一孝

    6月 2nd, 2023

    囀りは、鳥たちが求愛や縄張りを知らせる鳴き声。冬の間は藪などにひそんで人目につかなかった鳥たちが、春になると、人目をはばからず木のてっぺんなどに姿を現し、美しい声で囀りはじめる。

    掲句は、明日渡る予定の島を沖に見ながら、これから目に触れるであろう島の景物をあれこれ思い描いていると、身ほとりの樹頭で鳥が囀り始めたとの句意。明日を疑わないような明るい鳥の声が、旅中の作者を包む。春の伸びやかな旅情と微かな懈怠が感じられる作品だ。『俳句』2023年6月号。

  • 玉蜀黍(とうもろこし)の花

    6月 1st, 2023

    玉蜀黍はイネ科の一年草で、アメリカ原産。米・小麦とともに、主食として食べられる世界3大穀物の一つ。地方により、唐黍、南蛮などの呼び名がある。雌雄異花。すぐに目につくのは茎のてっぺんの雄花で、雌花は葉腋につき、包葉に包まれた円柱状の花穂をなす。

  • 五月来る書かざるままの祝婚歌 五十嵐秀彦

    6月 1st, 2023

    祝婚歌は、古代ギリシャ以来発展した文学形式の一つで、新郎新婦を褒め称え、その結婚を祝す歌。日本で祝婚歌といえば、吉野弘の同名の詩を思い起こす人も多いだろう。

    掲句は、その祝婚歌が書かれないままだという。その理由が書き手の側にあるのか、それとも新郎新婦の側にあるのかなどの説明は全くなされずに、事実だけが読者に投げ掛けられる。折から一年で最も麗しい季節である5月。祝婚歌を書くには最も相応しい季節だ。そのことが、読む者の想像力を一層刺激する。『文藝春秋』6月号。

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