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俳句の庭

  • 夾竹桃

    6月 8th, 2023

    インド原産のキョウチクトウ科常緑低木。中国を経て江戸期に日本に渡来した。車の排気ガスや大気汚染に強く、公園のほか、工場街や高速道路の緑地帯などでもよく目にする。6~8月に、枝先に白や紅色、桃色、淡黄色の一重又は八重の花を群がり咲かせる。葉を切ると白い乳液が出るが、毒性がある。

  • 揚羽蝶

    6月 7th, 2023

    鳳蝶とも書く。アゲハチョウ科に属するものの総称。キアゲハ、クロアゲハ、カラスアゲハなど夏によく見掛けるので夏の季語になっている。大振りの揚羽蝶が木の奥から躍り出て虚空を舞うさまなどには、森の精の化身のような躍動感がある。

  • 菩提樹の花

    6月 7th, 2023

    中国原産のシナノキ科の落葉高木。日本へは、臨済宗の開祖栄西が中国から持ち帰ったと伝えられている。6月頃、黄褐色の芳香ある五弁化を開き、花の盛りには多くの虻や蜂を引き寄せる。釈尊が悟りを開いたという菩提樹は、この木ではなく、クワ科の常緑高木のインド菩提樹。

  • 花衣脱ぐや救急研修医 黒田千賀子

    6月 7th, 2023

    「花衣(はなごろも)」は花見に行く時に女性が着る晴れ着。花見に豪華な花見小袖を着ることが流行した時代もあったが、現在では、花見に特別の装いをする女性を目にすることは稀になった。それでも、「花衣」というと、往時の華やかな風俗を連想するし、着飾った女性の晴れやかな表情も思い浮かぶ。

    掲句は、花見の時に着ていた晴れ着を脱いで、救急研修医に戻る女性を詠む。「脱ぐや」の切れには、花見の楽しみから研修医の日常に戻る当該女性の心の切り替えの素早さが感じ取れ、それは現代を生きる人間の特色でもあるだろう。いっときの楽しみから救急研修医に戻ると、直ぐに多忙な日常が待っているのだ。『俳句界』令和5年6月号。

  • たてがみの濡れては乾く夏野かな

    6月 7th, 2023

    夏野といえば、猛々しく草が生い茂る広々とした野原と真っ青な空、湧き立つ雲の白さが思い浮かぶ。夏野はまた人里に通う大地であり、放牧や草刈りなど人々の生活に結びつく場でもある。

    掲句は高麗の巾着田での作品。耕作地の隣に馬場があり、競走馬を退役したような栗毛や葦毛の老い馬が何頭か飼われていて、棒杭に縄で繋がれて草を食んでいた。馬場といっても客はほとんどおらず、私が佇むと不審そうに私の方を見ては、不機嫌に鼻を鳴らした。折から日照雨が辺りの草を鳴らして通り過ぎて行った。平成18年作。『春霙』所収。

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