• HOME
      • POST
      • PROFILE

俳句の庭

  • 椎の花

    5月 8th, 2023

    椎は、ブナ科クリ亜科シイ属の樹木の総称。いずれも常緑の高木で雌雄同株。暖地を好み、日本はアジアの分布地の北限。5、6月頃、雌雄別々の穂状花をつけ、雄花は栗の花に似た青臭い匂いを発散する。山川草木に命満ち溢れる季節が到来したことを実感させる匂いだ。

  • 夏茱萸(なつぐみ)

    5月 7th, 2023

    山野に自生するグミ科グミ属の落葉低木。茱萸の種類は多いが、晩春に花を咲かせ、5、6月に実が赤く熟すものを、秋に実の熟すものと区別して、「夏茱萸」という。夏茱萸の実は甘酸っぱく、幼時の追憶を誘われる。

  • えごの花

    5月 7th, 2023

    山野に自生するエゴノキ科の落葉高木。枝先に真っ白な5弁花が群れ咲く。山野に自生するほか、庭園などにも植えられる。夏の初めの頃、地面に花びらが散り敷いていて、頭上にかぶさるように群がり咲くこの花に気づくことが多い。昔は、果実を石鹸と同じように洗浄剤として洗濯などに用いたという。

  • 新茶

    5月 7th, 2023

    八十八夜前後に摘まれた茶葉は、製茶所で製造されて新茶(一番茶)として初夏の頃店頭に出回る。仕事や家事の合間などに、窓外の木々の葉の照り返しを眺めながら、香りたかい新茶で一服するのは、至福の時間だ。一般的に、手摘みの茶葉は上質の高級茶となり、機械刈りで一気に刈り取られた茶葉は、大衆茶の原料となる。

  • 玄室の闇を思へば雪加鳴く

    5月 7th, 2023

    「雪加」はスズメ目セッカ科の留鳥で体長12センチ程。川原や草原、農耕地などに棲み、昆虫、クモなどを捕食する。雄は繁殖期にヒ ッヒッヒッと弾力のある声で高らかに鳴き、下降する時はチャッチャッチャッという地鳴きをする。夏の季語。

    掲句は、さきたま古墳群を訪れたときの作品。5~7世紀頃に作られた9基の古墳が群集している公園だが、公園といっても、当時は夏草が生い茂り、付近の畑や草原を縄張りにしている雪加が頻りに鳴いていた。木陰の乏しい炎天の日射しの中を歩きながら、古墳の横穴の奥にある石室の暗がりを想像した。平成16年作。『河岸段丘』所収。

←前ページ
1 … 558 559 560 561 562 … 578
次ページ→

WordPress.com Blog.

 

コメントを読み込み中…
 

    • 登録 開始日
      • 俳句の庭
      • WordPress.com のアカウントをすでにお持ちですか ? 今すぐログイン
      • 俳句の庭
      • 登録 開始日
      • 登録
      • ログイン
      • このコンテンツを報告
      • サイトを Reader で表示
      • 購読管理
      • このバーを折りたたむ