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俳句の庭

  • 梅雨曇り

    6月 27th, 2023

    梅雨時の曇りをいう。梅雨の期間であっても、絶え間なく雨が降り続くのではなく、雨、曇り、晴れ間が交互に巡ってきて、ゆっくりと季節が進んでいく。曇るといっても、梅雨の初めの頃の肌寒さを感じるような曇り空から、梅雨明け間近のじっとりと蒸すような曇り空まで様々だ。いずれにしても、胸を押さえつけられるような重たい雲が空を覆っている。

  • 南瓜の花

    6月 27th, 2023

    南瓜(かぼちゃ)はウリ科の蔓性の一年草。アメリカ原産で、日本にはポルトガル船によってもたらされた。日本種、西洋種、ペポ種の3種がり、日本種は昔から栽培されていたため、地方品種が多くある。主として畑で栽培され、夏、黄色い大きなラッパ状の花(雌雄異花)を咲かせ、その後、 大形の扁球状の実を結ぶ。畑のほか、土手の斜面に栽培しているのを見かけることもある。単に南瓜といえば秋の季語。

  • 撫子

    6月 26th, 2023

    ナデシコ科の多年草。低地や山地の日当たりのよい草地や川原に自生するほか、多くの園芸品種が作られている。日本での自生種は河原撫子など4種。夏から秋にかけて白又は淡紅色の花を開く。秋の七草の一つであり、歳時記でも秋の季語として掲載されているが、実際には花期は6~8月であり、夏季、秋季のいずれに分類するかは微妙なところ。中国から平安時代に渡来した 唐撫子(石竹)に対して、在来種を大和撫子とよぶ。

  • 殺戮の武器みなしづか蠅叩 長谷川櫂

    6月 26th, 2023

    蠅叩は蠅を打ち殺す道具。身辺から蠅がいなくなり、日常生活で蠅叩を目にすることは少なくなった。原始的な道具だが、蠅を殺すための道具であることに変わりはない。

    掲句の「殺戮の武器」で読者が真っ先に思い浮かべるのは、ミサイルや戦車や銃などではないだろうか。或いは、時代劇に出てくる太刀や弓矢など。読者によっては原子爆弾を思い浮かべるかも知れない。なるほどこれらの武器は、使用していないときはいずれも静かだ。使おうという人の意思と行動があって、初めて「殺戮の武器」になる。掲句は、蠅叩もこれらの武器と同じだと言っている。だが、「殺戮の武器」という大上段に構えた措辞と簡便な「蠅叩」の間にある余りに大きな落差に、読者は立ち止まらずを得ないだろう。そこに、作者が込めようとした痛烈なイロニーが匂い立つ。『俳句』2023年7月号。

  • 青栗

    6月 26th, 2023

    5月下旬から6月頃、栗のクリーム色の細長い雄花が散った後、その根元についた雌花が毬栗になる。丁度雨が降り続く頃で、ある日ふと葉叢に青々とした小さな毬栗が生まれていることに気づくことが多い。この頃の毬栗は触ってみたくなるほど瑞々しく柔らかい棘に包まれている。その後青栗は、夏の深まりとともに日に日に成長していく。

    青林檎、青柿、青葡萄、青胡桃、青柚などが夏の季語になっているのに対し、青栗は季語とされていないが、成長途上の青栗には、熟しきった栗にはない未熟さ、若々しさがあり、周囲の風光とともに詠むことができるだろう。

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