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俳句の庭

  • 狼の化石ぽつんと冷房裡

    7月 21st, 2024

    冷房は、現在家庭、学校、オフィスその他の建物内や電車内など至るところに普及し、夏季の日常生活は冷房なしには済まされない。ときには、自然から隔離された冷房の室内よりも、戸外の涼風が恋しくなることもある。

    掲句は、秩父の横瀬町歴史民俗資料館を訪れたときの作品。冷房の効いた館内には、近くの鍾乳洞から出土したオオカミの化石が展示されていた。13万年前のものだという。秩父の山々にはかつて沢山のオオカミが生息し、人々の信仰の対象になってきた。この地域には、オオカミを「お犬様」として祀っている神社が数多くある。オオカミは20世紀初頭に絶滅したとされるが、現在でも人々の心に宿り続けているという。ガラスケースのオオカミの化石を眺めながら、オオカミが野山を歩き回っていた頃のことに思いを巡らした。平成26年作。

  • 玉虫

    7月 21st, 2024

    タマムシ科の甲虫。全体に緑色の金属光沢があり、背中に虹のような赤と緑の縦縞が入る。幼虫は樹木の幹の中に棲み、7月頃に成虫となって現れる。あでやかな美しさから吉兆とされ、吉丁虫(きっちょうむし)との別名もある。法隆寺宝物「玉虫厨子」の装飾として使われているのは、この虫の翅鞘。

  • 夕顔の実

    7月 21st, 2024

    夕顔はウリ科の蔓性一年草。インドなどから伝来し、日本でも古くから栽培されてきた。夏の夕方に楚々とした白い花を咲かせ、初秋の頃、丸形又は長大の果実が生る。若い果実は煮物や漬物にするが、熟したものは干瓢の原料になる。

  • 牛車曳く牛を子が曳く賀茂祭 名村早智子

    7月 20th, 2024

    「賀茂祭」は5月15日に行われる京都の上賀茂・下鴨両社の祭礼で、京の三大祭の一つ。葵祭ともいう。

    掲句は「賀茂祭」当日の行列の中の牛車を描写した作品。藤の花で飾り立てた御所車を牛が曳き、その牛を狩衣姿の子が曳いている情景には華やぎと微笑ましさがある。「賀茂祭」の一場面を、京都に住む人の目で的確に切り取った一句。『俳壇』2024年8月号。

  • 皮剝(かわはぎ)

    7月 20th, 2024

    フグ目カワハギ科の磯魚で、浅い砂地や岩礁に棲息する。鞣し皮のように厚い皮を剝いで食べるところからこの名がある。地域により、「ハゲ」「バクチ」などの呼び名がある。産卵期は夏。関東近辺では煮つけ用の魚、西日本では鍋材料であったが、近年、生食(刺身)が普及しているという。

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