コンテンツへスキップ
    • HOME
      • POST
      • PROFILE

俳句の庭

  • カルミア

    5月 28th, 2025

    北アメリカ東部原産のツツジ科カルミア(ハナガサシャクナゲ)属の常緑低木。日本には明治末期に移入された。和名は「アメリカシャクナゲ」だが、シャクナゲの仲間ではない。5~6月、コンペイトウ形の蕾が解けて、白、赤、ピンク又は茶色の五角形の椀形の花を咲かせる。なお、歳時記には掲載されていない。

  • 筒鳥や浅き眠りのきれぎれに 片山由美子

    5月 27th, 2025

    「筒鳥(つつどり)」はカッコウ科の夏鳥。山中でポポ、ポポ、ポポと幽遠な声で繰り返し鳴く。産卵期は5月~6月で他の鳥の巣に托卵する。

    掲句は高野山での作品だが、特定の場所に拘って観賞する必要はないだろう。山間の鉱泉宿か宿坊などでの一夜。旅中の浅い眠りが途切れたとき、「筒鳥」の声が聞こえてきたのだ。既に夜明けの薄明りが作者の枕辺に差しているのかも知れない。「浅き眠りのきれぎれに」との措辞には、明け易い夜を惜しむ思いが滲む。『俳句』2025年6月号。

  • アロハシャツ

    5月 27th, 2025

    派手な図柄を染め抜いた開襟シャツ。単に「アロハ」ともいう。南国ハワイの人たちが好んで身につけたもので、戦後、日本に渡来した。夏、海水浴場などでこれを着た人を多く見かける。「夏シャツ」の傍題。

  • ブラックベリーの花

    5月 27th, 2025

    ブラックベリーはヨーロッパ等原産のバラ科キイチゴ属の蔓性落葉低木。ラズベリーなどとともに海外から導入された。日本の自生種であるクサイチゴ、モミジイチゴ、ナワシロイチゴ、カジイチゴ、バライチゴ等と同様、木苺の一種。晩春の頃、白やピンクの花を咲かせる。夏に熟れる実は、生食のほか、ジャムや菓子の材料になる。歳時記には掲載されていないが、「木苺の花」(春季)として詠むことができるだろう。

  • 新季語探訪(21)

    5月 26th, 2025

    クーラー(エアコン)が一般家庭に普及し始めたのは1970年代から1980年代であり、「冷房」「クーラー」「冷房車」などの言葉が季語として定着したのは1990年代以降とされる。手元の歳時記では、「冷房」が主季語で、「クーラー」「冷房車」等が傍題になっている。暑い室内の温度を下げ暑さを忘れさせてくれる一方で、冷え過ぎて体調が悪くなることもある。

    歳時記の例句を見ると、冷房が欠かせなくなった夏の都会生活の機微や、人工的に作り出された冷気に対する違和感を詠む場合が多いようだ。人間が作り出した装置のもたらす恩恵とその限界の両面が、作句の契機になっているのだろう。

    近年では「クーラー」というよりも「エアコン」「空調」と呼ばれることが多い。年間を通じて室内の温度や湿度を管理するようになっているからだ。だが、「エアコン」「空調」には夏の季節感は乏しいので、季語になり難いと思われる。

←前ページ
1 … 155 156 157 158 159 … 610
次ページ→

WordPress.com Blog.

 

コメントを読み込み中…
 

    • 登録 開始日
      • 俳句の庭
      • WordPress.com のアカウントをすでにお持ちですか ? 今すぐログイン
      • 俳句の庭
      • 登録 開始日
      • 登録
      • ログイン
      • このコンテンツを報告
      • サイトを Reader で表示
      • 購読管理
      • このバーを折りたたむ