「去年」は、年が改まってから振り返る古い年のこと。新年になって過ぎ去った年を惜しみ、ふりかえる心がある。「去年今年」とつづけて、慌ただしく年去り年来る意にも用いる。

「去年」は、年が改まってから振り返る古い年のこと。新年になって過ぎ去った年を惜しみ、ふりかえる心がある。「去年今年」とつづけて、慌ただしく年去り年来る意にも用いる。

注連縄を新年の玄関や門に張って魔除けの意を表するもの。藁を左に縒り、先を垂らしたり輪形にするなど形はさまざま。伊勢海老や橙、昆布など縁起物を取り付けるものもあるが、近年は簡素なものが多い。車や船などにも掛ける。
写真は、近くの神社の二ノ鳥居に掛けられた大蛇の注連縄。大晦日に注連縄で大蛇を作り、新年の到来とともに鳥居に掛ける(若〆神事)。

初めて明けた元日の空のこと。初御空(はつみそら)ともいう。新年の改まった気分で見あげる空は、初々しさと清らかさに満ちている。元日の晴れ渡った空は瑞兆とされた。

初詣の折に、その年の吉凶を占うために神籤を引くのが「初神籤」。「初詣」の傍題。引いた神籤を境内の御神木に結びつける風習は、江戸時代に始まったといわれる。

正月7日までに、その年の開運を祈ろうと、七福神を祀る社寺を巡拝すること。現在の七福神は恵比寿、大黒、布袋、毘沙門、寿老人、福禄寿、弁財天で、東京近辺にも隅田川七福神、山の手七福神、武蔵野七福神などがある。
