元日から7日の間、又は15日までの間に、一年の福と開運を祈るために七福神(恵比寿、大黒天、毘沙門天、福禄寿、弁財天、布袋、寿老人)を祀る社寺を巡拝すること。この期間に参拝すると、七癖がなくなり、七種の福が得られるという。山の手七福神、武蔵野七福神などがある。

元日から7日の間、又は15日までの間に、一年の福と開運を祈るために七福神(恵比寿、大黒天、毘沙門天、福禄寿、弁財天、布袋、寿老人)を祀る社寺を巡拝すること。この期間に参拝すると、七癖がなくなり、七種の福が得られるという。山の手七福神、武蔵野七福神などがある。

獅子のかぶりものをした神楽の一種で、正月の門付芸の一つ。笛や太鼓で囃しつつ家々を訪れてめでたい芸を披露し、新しい年の訪れを祝福する。1人で獅子頭をかぶって舞う一人立ち、胴体に2人が入る二人立ちなどがある。古く中国から伝来し、十六世紀に、伊勢神宮で疫病を祓う神楽として始まった。その後、伊勢神宮の御師と呼ばれる神官が、獅子頭を携えて各地を回ったのが現在の獅子舞の始とされる。獅子は古代中国で生まれた想像上の動物、悪霊を祓い幸福をもたらす霊獣。


1月5日は新年最初の水天宮の縁日で、「初水天宮」は、その日、福岡県久留米市の水天宮、東京都中央区日本橋の水天宮、その他全国に点在する水天宮に参拝すること。一方、「納(おさめ)の水天宮」(冬季)は、その年最後の水天宮の縁日で12月5日。水天宮の祭神は、壇ノ浦の戦い敗れた平家の官女按察使局(あぜちのつぼね)が筑後に逃れ、安徳天皇の御霊を祀ったものとされる。

元日の早暁、日の出前の東の空がほのぼのと明るくなること。曙光に照らされて、山容や家並みが浮かび上がり、家の中もほの明るくなる。辺りに荘厳の気がみなぎり、新しい一年の始まりを感じさせられる。

新年に神棚に飾って幸福を祈る達磨。関東近辺では正月二日、三日に達磨市が立つところが多く、群馬県の少林山達磨寺の境内の達磨市は正月六日。何かの願いごとがかなったとき、達磨に眼を入れる風習がある。

