年が明けた新年に、前年をさしていう。年が明けてから、過ぎ去った前の年を懐かしみながら、或いは感慨を込めて呼ぶ言葉。「去年(こぞ)」ともいう。いずれも「旧年(きゅうねん)」の傍題。

年が明けた新年に、前年をさしていう。年が明けてから、過ぎ去った前の年を懐かしみながら、或いは感慨を込めて呼ぶ言葉。「去年(こぞ)」ともいう。いずれも「旧年(きゅうねん)」の傍題。

正月に身につける晴れ着や新しい衣服。主として女性や子供が年始の挨拶や初詣に着たりする。「春着」の「春」は、かつて旧暦では正月が春の始まりであったことに由来する。華やかな装いは新年の清々しい気分に相応しい。なお、「晴れ着」は季語ではないことに注意が必要。

新年になって初めて謡曲(能の詞章)を謡うこと。能の『高砂』や『四海波』などのめでたい曲が好まれる。江戸時代、幕府の年中行事として正月3日に江戸城で行われた御謡初(おうたいぞめ)が起源とされ、現在でも能楽堂や神社などで、新年の始まりを祝う行事として行われる。

ウラジロ科ウラジロ属の在来植物。本州山形以南の山野に自生する。正月の注連飾や鏡餅に添えられる飾り物として使われることから、新年の季語になっている。籠などの工芸品を作る材料にもなる。常緑であることから子孫繁栄につながるとされる。葉裏が白いので「裏白」とも呼ばれ、めでたい夫婦の共白髪に見立てられる。2枚の葉が左右対称に並ぶ姿は「夫婦円満」の象徴とも言われる。なお、「歯朶刈(しだがり)」は、正月飾りにする歯朶を刈ることで、冬の季語。

新年になって初めて使う、又は目にする暦(こよみ)。新しい年が始まることへの期待や希望が込められている。真っ白な暦の余白や新しい日付を見ることで、新年の始まりを意識する。
