欅(けやき)は、ニレ科の落葉高木。沖縄を除く全国の山野に自生するほか、その美しい樹形から街路樹や神木としても植えられる。3~4月頃に赤や茶色を帯びた柔らかい若芽が萌え出る。新芽は日々ほぐれながら緑色に変化していく。「木の芽」の傍題。

欅(けやき)は、ニレ科の落葉高木。沖縄を除く全国の山野に自生するほか、その美しい樹形から街路樹や神木としても植えられる。3~4月頃に赤や茶色を帯びた柔らかい若芽が萌え出る。新芽は日々ほぐれながら緑色に変化していく。「木の芽」の傍題。

朝方の桜のこと。桜は、時間帯によって、朝桜、夕桜、夜桜などという。日中の華やかさや夜桜の妖艶さとは異なり、朝桜には、静寂の中で露を帯びて咲く清らかな美しさがある。「桜」の傍題。

「冬籠(ふゆごもり)」は、冬の寒さや雪を避けて、家の中にこもって静かに過ごすこと。炬燵に入って読書をしたり、春の作業の準備をしたりする。
掲句は、冬籠の最中、家の窓から戦争が覗いたと詠む。この世から少し距離を置いて家にこもる生活をしていても、近年世界各地で勃発している戦争は、作者を脅かしているのだ。近隣諸国間の戦争であっても遠い地域に起こっている戦火であっても、戦地の惨状は日々テレビ画面等を通じて伝えられ、その惨状は身近なものになっている。戦争というもののもつ非情さ、不気味さが、その擬人化により端的に表現されている。『俳句界』2026年4月号。