
石神井公園の氷の上にいたアオサギ。繁殖期が夏であることなどから夏の季語として定着しているが、本州以南では留鳥として一年中見ることができる。魚などの餌の少ない冬は活動量を減らして過ごしているようだ。

石神井公園の氷の上にいたアオサギ。繁殖期が夏であることなどから夏の季語として定着しているが、本州以南では留鳥として一年中見ることができる。魚などの餌の少ない冬は活動量を減らして過ごしているようだ。
寒さを防ぐための寝具。「布団」とも表記する。中に、綿、藁、パンヤ、羽毛などを入れる。干した蒲団はとりわけあたたかく快適な眠りをもたらす。本来は一年中使うものだが、 寒い時期に有難味が増すことから、冬の季語とされる。


1月下旬、枯葦の池が結氷していた。風のほか訪れるものがない蕭条とした光景。葦が芽吹くのは、ひと月先のこと。「冬深し」という季語が思い起こされる。
「菊」は中国原産のキク科の多年草。奈良時代日本に渡来し、江戸時代になって観賞用としての菊作りが盛んになった。上品な香りがあり、多くの品種がある。
掲句は、令和元年10月26日に亡くなった母の忌に際しての手向けの一句。花や線香のように実際に手向けたのではなく、心の中で手向けたのである。菊といえば上品なイメージがあるが、畑の隅に乱雑に咲かせている小菊や食用菊など、深秋の頃我々が日常親しく目にする花の一つ。母の忌日は、丁度庭先や畑の菊が咲き盛る時季に当たる。朝露をびっしり置いた菊はことに美しく、香りが高い。令和7年作。
厳しい冬の寒さの中にありながら、折に触れて春の兆しを感じる頃をさす。晩冬には寒さが緩む日が多く、春の訪れを感じることが多くなる。梅や椿の蕾が色づき始めたり、日差しが少しずつ力強さを増したりする。そろそろコートを冬物から薄手に変えようか、などと思案する。春を待ちわびる気持ちが込められた言葉。「春近し(はるちかし)」ともいう。
