元日の晴天、又はその年初めての晴天のこと。お正月らしい晴れやかな空であり、新年への希望や清々しさを感じさせる。特に、元日の晴天は、五穀豊穣の兆しとして喜ばれる。

元日の晴天、又はその年初めての晴天のこと。お正月らしい晴れやかな空であり、新年への希望や清々しさを感じさせる。特に、元日の晴天は、五穀豊穣の兆しとして喜ばれる。


正月二日の夕方から夜にかけて降った雨が、夜間の放射冷却で凍っていた。関東地方にお湿りをもたらしてくれた雨や雪だった。新年の初めに降る雨や雪は「御降り(おさがり)」と呼ばれ、新しい年の恵みや祝福、豊穣の兆しとしての意味合いを持つ。
元日の朝に見る雀や、その鳴き声のこと。身近にあっていつも見馴れ聞き慣れているその姿や鳴き声も、元日には清々しくめでたく感じられる。

新しい年の始まりとともに、それぞれの家々を訪れる神様。年神は、穀物の神や祖先の霊の集合体と考えられており、陰陽道では、歳徳神(としとくじん)とも呼ばれる。その年の恵方(えほう)に棚を吊り(恵方棚)、注連縄や鏡餅などを供えて迎え入れる。鏡餅は年神が宿る場所とされる。年神への供え物をさげて家中で食べることが「年卸(としおろし)」。


今年(令和8年)の元旦に撮った一枚。生憎雲が出ていて、初日の出がやや遅れた。しばらく茶垣の脇に立って眺めていると、その光芒が雲間からほとばしり出た。その後雲が消えて、「初晴」といえるような空合いになった。