ほぼ90日間に及ぶ冬の中でも、寒さの最も極まる時期をいう。真冬の時期には地域差があり、また天候によって変わるが、一般的には大寒(1月20日頃)から立春(2月4日頃)までの期間を指すことが多い。この時期が統計的にも最も気温が低くなる。なお、気象庁によれば、真冬日とは日中の最高気温が0℃未満の日のこととされる。この頃はどこを見ても冬景色であり、春が待たれる日々である。「冬深し」の傍題。

ほぼ90日間に及ぶ冬の中でも、寒さの最も極まる時期をいう。真冬の時期には地域差があり、また天候によって変わるが、一般的には大寒(1月20日頃)から立春(2月4日頃)までの期間を指すことが多い。この時期が統計的にも最も気温が低くなる。なお、気象庁によれば、真冬日とは日中の最高気温が0℃未満の日のこととされる。この頃はどこを見ても冬景色であり、春が待たれる日々である。「冬深し」の傍題。


1月8日の早暁に、近くの臘梅園で撮った一枚。少し欠けた月齢18日の月が皓皓と輝いていた。臘梅はまだ一分咲きといったところだが、中には満開の木もあった。
「若布(わかめ)」は日本人に古くから食されてきた海草。全国の沿岸で生育し、長さは2メートルにもなる。収穫期が主として春(2~4月)なので単に「若布」と言えば春の季語だが、冬から早春にかけて収穫される走りの若布が「新若布」。肉厚で歯ごたえが良く、風味も豊かである。なお、「新若布」は冬の季語としては定着していない。

寒の入(小寒)から4日目のこと。寒は、寒の入(1月5日頃)から立春(2月4日頃)の前日までをいい、この頃太平洋側はからりと晴れる日が続き、日本海側は雨雲や雪雲に覆われる。寒四郎は麦の成育を占う大事な日とされ、晴れればその年は豊作といわれた。なお、寒の入の初日が「寒太郎」、寒の入から9日目が「寒九」。

「冴返る(さえかえる)」は春先に暖かくなった後に寒さがぶり返すこと。一度暖かさを感じた後、心身にしみるように感じる寒さ。万象が引き締まる感じがある。
掲句は、国会議事堂近くの憲政記念館を訪れて、昭和7年の五・一五事件を報じた新聞の号外に触発されての作品。見出しの大きな活字や写真が黒々と目に焼き付いた。急速に戦争に傾いて行った昭和初期の社会の暗さを思った。当時のそのような世情が、今の世と無縁のものであればいいと願っている。平成9年作。『河岸段丘』所収。