「達磨市」は年末から春先にかけて、各地の寺院などで行われる縁起物の達磨が売られる市のこと。群馬県高崎市にある少林山達磨寺では正月6日、7日に行われる。新年の季語。
掲句は、毎年1月5日、地元の久米水天宮の大祭にあわせて行われる達磨市を訪れたときの作品。水天宮は安徳天皇を祀り、安産・繁栄の神。早朝だったこともあり、露店の男たちが道の傍らの根雪を搔き、焚火を囲んでいた。参詣客が増えてくるのは、日が高くなって朝方の寒さが和らいでからである。平成17年作。『春霙』所収。
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