一病の話さらりと初句会

「初句会」は新年になって初めて行われる句会のこと。月の例会がそのまま「初句会」となる場合が多い。参加者は新鮮な気持ちで句座に望む。蜜柑や菓子が配られるなど、新しい年を迎えた華やぎがただよう。

掲句は「初句会」の選句や披講の合い間に句友と交わした二言三言を詠んだ作品。一病を抱えているのは、年配者にはごく普通のことだが、それでも病と付き合っていると心が重くなりがちなものである。「さらりと」で、その句友の前向きな気持ちと句座の明るい雰囲気が表せていれば幸いだ。平成18年作。『春霙』所収。

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