「雪」は大気中の水蒸気が冷えて結晶し、地上に降ってくるもの。昔から雪月花の一つとして賞美されるが、人々の生活に様々な影響をもたらす自然現象でもある。
掲句は雪の降る街を「大きなガラス玉」に譬える。しんしんと雪が降り、いつもとは違った貌を見せている街。その冷え冷えとした感触や明るさ、脆さを大掴みに把握した表現だ。その思い切りのよい比喩の新鮮さがこの句の命。作者は雪国の生まれではないだろう。『俳句四季』2026年1月号。
「雪」は大気中の水蒸気が冷えて結晶し、地上に降ってくるもの。昔から雪月花の一つとして賞美されるが、人々の生活に様々な影響をもたらす自然現象でもある。
掲句は雪の降る街を「大きなガラス玉」に譬える。しんしんと雪が降り、いつもとは違った貌を見せている街。その冷え冷えとした感触や明るさ、脆さを大掴みに把握した表現だ。その思い切りのよい比喩の新鮮さがこの句の命。作者は雪国の生まれではないだろう。『俳句四季』2026年1月号。
コウイカ科の頭足類。胴の後端の尾腺から茶褐色の粘液を分泌する。本州以南の沿岸に分布。ヒメイカからダイオウイカまで大きさが様々な「烏賊(いか)」(夏季)の仲間の中でも、胴の中に貝殻(甲)を持つ甲イカの一種。

常緑山法師(じょうりょくやまぼうし)は中国原産のミズキ科の常緑樹。別名トキワヤマボウシ。開花期は夏で、日本固有種の落葉樹「山法師」より花が小ぶりで密に咲く。常緑だが、秋から冬にかけて紅葉して半ば葉を落とすものもある。下の写真は冬芽(蕾)。

「年来る」は「新年」の傍題で、始まったばかりの年のこと。年の始め。新しい年神を迎えてさまざまの行事がある。
掲句は新年の季語「年来る」を用いながら、大晦日の夜、来たるべき年に思いを馳せての作品。旧年が歩み去ろうとしている今、「来る年」は今どの辺りを歩んでいるのだろうと。卓上の碗には白湯が注がれ、湯気が立ち上っている。身辺の些事を捉えた「白湯に湯気」が絶妙な味わい。新年の季語を柔軟に用いて、新たな年を迎える前の心の襞をさり気なく表出している。『俳句四季』2026年1月号。
冬、中国大陸やシベリヤから吹いてくる乾燥した季節風。西高東低の気圧配置の下で、大陸の冷たい高気圧から日本の東海上の低気圧に向けて吹いてくる。日本海の海水を含んで日本海側の山沿いに大雪をもたらす一方、太平洋側は乾燥した冷たい風になる。「北風」はキタカゼ、キタ、ホクフウなどと読む。
