「虫」は、キリギリス、コオロギなど秋に鳴く虫の総称。その鳴き声を愛でる。立秋の頃から鳴き始め、秋が深まる頃まで鳴き続ける。
わが家の周りで鳴くのは、エンマコオロギやツヅレサセコオロギ、カネタタキなど。ときには家の中に入り込んだ可憐な姿を見かけることもあるが、大抵の場合、鳴き声を聞いてその存在を確かめる。秋の夜更け、窓辺のすぐ外で鳴いているコオロギの声にほのかな温もりを感じたのがこの句の契機である。令和7年作。
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