写真は、花と蕾をびっしりつけた茶の徒長枝(とちょうし)。手入れが行き届いた茶畑では見られない光景だ。茶の木が沢山の花を咲かせると、翌年の茶の葉に送られる栄養が花や実に使われてしまうので、茶園では、咲く前に蕾を摘み取ることもあるという。だが、このように野放図に枝を伸ばして花を咲かせるのが、茶の木の本来の姿なのかも知れない。関東近辺では、自生の茶の木を見かけることは余りないが。
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