陰暦の朔(ついたち)から十五夜の満月に向かって、だんだんと満ちていく月のこと。「上弦の月」ともいう。月は三日月から上弦の半月へ、そして満月へと夜々膨らんでいく。月の満ち欠けは毎月繰り返されるが、特に秋の月に限っていう。

陰暦の朔(ついたち)から十五夜の満月に向かって、だんだんと満ちていく月のこと。「上弦の月」ともいう。月は三日月から上弦の半月へ、そして満月へと夜々膨らんでいく。月の満ち欠けは毎月繰り返されるが、特に秋の月に限っていう。

「秋澄む」は秋の澄んだ大気をいう。秋になると、大陸上空の乾燥した冷たい空気が流れ込むため、遠くまで澄みわたってくる。目に映るもの、耳に聞こえるものの音がなべて澄んで感じられる。
掲句は、目に映るもの、耳に聞こえるものが澄んでくる秋ただ中にあって、空に「水の声」を聞き留めているとの句意。地上を流れ下る川の音とともに、空にも「水の声」がするとの感受には、秋たけなわの気分が溢れている。『俳句界』2025年9月号。
南米原産のアオイ科の常緑低木。別名「矢ノ根梵天花(やのねぼんてんか)」。観賞用に栽培されていたものが道端や川原などに逸出している。晩夏から秋にかけて咲く花は白色で、中心部は濃い赤褐色。木槿(むくげ)の花に似ている。なお、歳時記には掲載されていない。

花菖蒲の一種。花菖蒲は野生のノハナショウブを改良した園芸植物で、6月頃大きくあでやかな紫や白の花を咲かせる。端午の節句で使われる菖蒲と混同されることもあるが別物である。2000種以上の品種があるとされ、花色は最もポピュラーな紫や紫紺のほか、白や黄の花菖蒲もある。それぞれ白菖蒲、黄菖蒲という。
