「十三夜」は旧暦9月13日の夜、又はその夜の月のこと。旧暦8月15日の夜は望月を愛でるが、秋もいよいよ深まったこの夜は、満
月の二夜前のやや欠けた月を愛でる。この秋最後の月であることから「名残の月」ともいう。
掲句は「校了」した旨の短いメールを受け取った夜、折りからの十三夜の澄んだ月光に自らを解き放っているとの句意。「校了」は校正終了の意。校了により編集作業は終わり、印刷工程に移ってゆく。俳句雑誌などの編集部員としての日常の一コマだろうか。『俳壇』2025年9月号。
「十三夜」は旧暦9月13日の夜、又はその夜の月のこと。旧暦8月15日の夜は望月を愛でるが、秋もいよいよ深まったこの夜は、満
月の二夜前のやや欠けた月を愛でる。この秋最後の月であることから「名残の月」ともいう。
掲句は「校了」した旨の短いメールを受け取った夜、折りからの十三夜の澄んだ月光に自らを解き放っているとの句意。「校了」は校正終了の意。校了により編集作業は終わり、印刷工程に移ってゆく。俳句雑誌などの編集部員としての日常の一コマだろうか。『俳壇』2025年9月号。
簡単に仕立てたワンピース型の家庭着。夏の女性服には、夜会服のように高価なものから、一般家庭で日常的に着るワンピースのようなものまでさまざまだが、その中でも日常着に属する。「アッパッパ」はその俗称。「サマードレス」の傍題。

「鎌祝(かまいわい)」は稲刈が無事に終った直後に行われる行事。稲刈りの主役をつとめた鎌に赤飯や餅を供え、 その年の収穫を祝う。作業に欠かせない鎌や鍬などの道具に対する感謝の思いがこめられている。
掲句は稲が生育する間、雨が十分に降り、日照りにも恵まれて、無事「鎌祝」の日を迎えることができた喜びが率直に表出されている作品。今年の夏の雨の降らない極暑の日々とその後の豪雨は、稲作地帯に住んでいない我々をも心配させる激しさ・厳しさだった。無事に稲刈りが済んだ安堵感はいかばかりのものか。『俳壇』2025年9月号。
「山牛蒡(やまごぼう)」はヤマゴボウ科の多年草。中国原産とされ、日本全国に分布する。日当たりのよい山地に自生する。夏、茎頂に白い小花を房状につける。秋に実が黒紫色に熟す。北アメリカ原産のヨウシュヤマゴボウは近縁種で、花序の柄が長い。
