「木の葉」は、冬、地面に落ちてしまった葉、あるいは梢にわずかに残っている枯葉をいう。
掲句は木の葉が頻りに降りかかる初冬の櫟林の道を歩いていての一句。〈吊橋や百歩の宙の秋の風 秋櫻子〉など「十歩」「百歩」を用いた句があるが、歩きながら何かを思ったり考えたりするには「百歩」くらいの距離が要るのではないだろうか。初冬の心地よい冷気の中、ほとんど無心の状態で歩きながら、そんなことを頭に浮かべていた。令和6年作。
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