アンコウ科の深海魚。日本周辺の大陸棚に生息する。グロテスクな大きな頭、大きな口をもつ。背びれが変化した房状の鰭をひらひらさせて小魚を誘い呑み込む。とも・ぬの・肝・水袋・えら・柳肉・皮を鮟鱇の七つ道具といい、それぞれ美味。特に肝は海のフォアグラと呼ばれ珍重される。鍋物にすることが多い。かつては「東の鮟鱇西の河豚(ふぐ)」と言われたという。

アンコウ科の深海魚。日本周辺の大陸棚に生息する。グロテスクな大きな頭、大きな口をもつ。背びれが変化した房状の鰭をひらひらさせて小魚を誘い呑み込む。とも・ぬの・肝・水袋・えら・柳肉・皮を鮟鱇の七つ道具といい、それぞれ美味。特に肝は海のフォアグラと呼ばれ珍重される。鍋物にすることが多い。かつては「東の鮟鱇西の河豚(ふぐ)」と言われたという。

微細な水滴や塵や埃などが空中を浮遊して、空や遠景がぼんやりと見える現象。万物の姿がほのぼのと薄れて春の景色となる。気象用語では「霧」(視程距離が1キロ以下のもの)又は「靄」といい、「霞」の語は用いられないが、詩歌では昔から春の情景として詠まれてきている。夜は同じ現象を「朧」という。横に筋を引いたように棚引くものが「棚霞」。「草霞む」「山霞む」「鐘霞む」などとも用いられる。いずれも春季。

寒梅は寒中に咲く梅全般をいう。寒紅梅は12月頃から咲き始める紅色または淡紅色の梅で、多くは八重咲き。
掲句は眼前の寒紅梅の濃い紅から、「遺志」ということに思いを馳せた作品。その時心の中にあったのは前年に亡くなった飯田龍太のことだが、この句は特定の誰かに限定する必要のない句だと思っている。この世に生きる誰もが、志の一部を果たせないまま亡くなっていく。その思いは言葉にならなくても、伝わる人には無言のままでも伝わるのだと思う。平成20年作。『春霙』所収。
2月11日。戦前の「紀元節」は明治5年に制定され、昭和23年に廃止されたが、昭和41年「建国記念の日」として復活し、国民の祝日の一つに加えられた。神武天皇が橿原の宮で即位したとされる神武紀元元年正月1日を陽暦に換算した日。梅の花が咲き始める頃なので、かつては梅花節・梅佳節とも呼ばれた。
