二十四節気のうちその年最初の節気で2月4日頃。節分の翌日。寒さはまだ厳しいとはいえ、梅の蕾は膨らみ、鳥の声はどことなく艶を含み、日の光は強くなってくる。立春を過ぎると、厳しい寒さの中で、意識が冬から春へゆっくり向いてゆく。「春立つ」「春来る」などともいう。なお、今年(2025年)は、国立天文台の観測により太陽黄経が315度になる2月3日が立春。

二十四節気のうちその年最初の節気で2月4日頃。節分の翌日。寒さはまだ厳しいとはいえ、梅の蕾は膨らみ、鳥の声はどことなく艶を含み、日の光は強くなってくる。立春を過ぎると、厳しい寒さの中で、意識が冬から春へゆっくり向いてゆく。「春立つ」「春来る」などともいう。なお、今年(2025年)は、国立天文台の観測により太陽黄経が315度になる2月3日が立春。

東南アジア原産のミカン科ミカン属の柑橘類。九州南部で栽培される。果実は柑橘類最大で直径15~25センチ。果汁は少ないが甘みと風味を持つ。果肉が紫がかったものは「うちむらさき」とも呼ばれる。生食のほか、砂糖漬けにする。「晩白柚(ばんぺいゆ)」(下の写真)はザボン類の中でも果実が最大の品種。

鮎は秋に産卵のため河川の下流域に下る。産卵期が近づくと、体色が黒ずんでくる。この時季の鮎を「落鮎」「錆鮎」などといい、秋の季語。「子持鮎」も同時季の鮎を指す。
掲句は店先に並んだ秋の鮎の胸鰭に目をとめてできた作品。夏の間見かけた鮎よりも、胸鰭の草色が色濃く感じられた。生息する川岸の草木の緑が沁みついた色のように思えた。同じ秋の鮎を詠む場合でも、「落鮎」といえば落魄した印象が逃れ難いが、「子持鮎」といえば未来へつながる希望の一筋の光が差してくるような気がする。令和6年作。
「凧」は竹ひごなどの骨組みに和紙やビニールを張った遊び道具。「懸り凧」はその傍題の一つで、木の枝や電線に引っかかった凧をいう。子供たちが去った夕暮、木の枝などに絡まったまま風に戦いでいる凧には、一抹の侘しさがある。

日本各地の沿岸に産する褐藻類コンブ目の海藻。天然物のほか、養殖も盛んに行われる。冬に成長した和布を春先から竿の先に鎌をつけた和布刈竿(めかりざお)で刈りはじめ、刈入れは仲夏の頃まで続く。刈り取った和布は干して製品になる。成熟した茎のまわりの壁状の胞子葉が「布株(めかぶ)」。日本人に古くから親しまれてきた海藻で、「若布刈る」「若布干す」「若布和(わかめあえ)」など関連季語は多い。
