イタリアシチリア島原産のマメ科の蔓性一年草。庭先や公園などで観賞用に栽培される。晩春の頃、葉腋から伸びる花柄の先に大きく色鮮やかな 蝶形花を房状につける。園芸品種が多く、花色は桃色、白色、紫色など。別名「麝香豌豆(じゃこうえんどう)、「香豌豆(かおりえんどう)」。マメ科だが、有毒物質が含まれているため食用にはならない。

イタリアシチリア島原産のマメ科の蔓性一年草。庭先や公園などで観賞用に栽培される。晩春の頃、葉腋から伸びる花柄の先に大きく色鮮やかな 蝶形花を房状につける。園芸品種が多く、花色は桃色、白色、紫色など。別名「麝香豌豆(じゃこうえんどう)、「香豌豆(かおりえんどう)」。マメ科だが、有毒物質が含まれているため食用にはならない。

百日紅(さるすべり)はミソハギ科サルスベリ属の落葉小高木。中国南部が原産で、高さは大きなもので十メートルほど。晩夏から初秋にかけて、枝先の円錐花序に皺の多い六弁の小花を次々に咲かせる。冬は葉を落として、肌が滑らかで、猿も滑りそうな樹幹があらわになる。単に「百日紅」といえば、晩夏初秋に咲くその花のこと。

「着ぶくれ」は重ね着をしたり、分厚い衣服をはおったりして、体が膨れて見えること。颯爽とした姿とは正反対の、鈍重な印象の自他の姿を自嘲や慰安を込めて詠むことが多い。
掲句は、不合理なことが多いこの世にあって、苦笑しながら世の不合理を受け入れ、順応している自らを省みての作品。袋を収納するため、或いは持ち運ぶために別の袋が要るというのも、何とも遣り切れないことだが、〈まあいいか〉と諦めながらレジに並んでその袋を買っているのだ。「着ぶくれ」という季語が句の味わいを引き出している。『文藝春秋』2025年2月号。
寒さが厳しい日の晴天のこと。大気は乾燥して冴え冴えと澄み、空は抜けるように青い。厳しい寒気の中で、あらゆるものが輪郭をくっきりと浮かび上がらせる。太平洋側では、冬季、このような晴天が続くことが多い。「冬晴」よりも、身の引き締まるような厳しく鋭い語感がある。「寒日和」ともいう。

晩冬の頃、早咲きの梅を探して山野に入ること。枯れ尽くした大地の中に春の兆しを探す心映えがある。名所とされる梅林でコースに沿って咲き満ちた梅の花を観るのとは趣を異にし、野趣がある。「梅の花」「観梅」は春季だが、「探梅」は冬の季語。「梅探(うめさぐ)る」「探梅行」ともいう。
