「白露(はくろ)」は二十四節気の一つで、太陽暦では9月8日頃。この頃になると秋の気配が濃くなり、露けくなってくる。
掲句は夜が明けたばかりの空を仰いで、翔けている鳥の影に目を凝らしての作。夏の暑さからようやく解放されようとする頃の朝の空は清々しい。思わず深呼吸したくなるような空を高々と飛ぶのは、塒の木を発った鷺だろうか、鴉だろうか。「もの」と対象を明示しないことで、余情のふくらみが得られていれば幸いだ。令和6年作。
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