海桐(とべら)はトベラ科トベラ属の常緑低木。本州以南の暖地の沿岸部などに自生するほか、庭園などに植えられる。初夏に白色五弁の花をつけた後、枝先に球形の実が生る。実は晩秋に熟して黄色味を帯び、三つに裂けて赤褐色の種が現れる。

海桐(とべら)はトベラ科トベラ属の常緑低木。本州以南の暖地の沿岸部などに自生するほか、庭園などに植えられる。初夏に白色五弁の花をつけた後、枝先に球形の実が生る。実は晩秋に熟して黄色味を帯び、三つに裂けて赤褐色の種が現れる。

「雲海」は山の上から見下ろした時に、雲の連なりが海原のように見える光景のこと。「登山」とともに夏の季語になっている。
掲句は、明け方起きて、標高1500メートルほどの八ヶ岳の東側の中腹から下方に広がる雲海や秩父連山を眺めたときの一句。右手に視線を延ばすと甲斐駒など山梨県の山々が、左手に視線を延ばすと、佐久平を隔てて浅間山が見渡せた。眼下の雲海の下には、南牧村の開拓地が広がっている筈であった。令和6年作。
菜の花が田畑や花壇を彩るのは春だが、その種蒔きは前年の秋、9月から10月にかけてである。田圃では稲を刈り取った後に直蒔きする。昔は種油を取るために蒔かれたが、現在は商業的な栽培はほとんど行われておらず、もっぱら観賞用に蒔かれる。

「甚平(じんべい)」は腰を覆うぐらいの丈で、男性や子供が着る夏の簡易服。
掲句の対象は湯上りの甚平を着た二人の孫。初孫は男の子、二人目は女の子で、当時二歳と一歳。たまに家に泊まりにくると、悪戯盛りなので此方はへとへとになる。孫を詠んだ句に佳句はないと言われるが、それでも時には詠んでみたいと思う。「孫」という言葉を使わないことで、甘さが抑えられていれば幸いだ。令和5年作。