バッタ目キリギリス科の昆虫で、草原に棲む。体色は草色で、褐色の斑がある。長い後ろ肢で跳ねる。鳴くのは雄で、晩夏から初秋にかけてチョン・ギース、ギーッチョンなどと鳴く。別名「ぎす」「機織」。昔はコオロギのことをキリギリスと言ったので、古句を読むときは注意が必要。
下の写真はキリギリスの仲間のクビキリギス。

バッタ目キリギリス科の昆虫で、草原に棲む。体色は草色で、褐色の斑がある。長い後ろ肢で跳ねる。鳴くのは雄で、晩夏から初秋にかけてチョン・ギース、ギーッチョンなどと鳴く。別名「ぎす」「機織」。昔はコオロギのことをキリギリスと言ったので、古句を読むときは注意が必要。
下の写真はキリギリスの仲間のクビキリギス。

初秋から仲秋にかけて、幾日にもわたって降り続く雨のこと。「霖」は長雨の意。地域により差があるが、8月下旬から10月上旬にかけて、秋の長雨が降り続く時季がある。太平洋高気圧の勢力が弱まり、秋雨前線が日本付近に停滞して起こる。「秋の雨」の傍題。

「石榴(ざくろ)」はペルシア地方原産のザクロ科の落葉小高木。熟すと裂けて、赤く透明な果肉の粒が現れる。食べると甘酸っぱい。
掲句は石榴の実を、ぎっしりと涙が詰まっていると描写した作品。中の果肉の粒を「涙」に譬えた例句は〈実石榴の涙の粒に似しを食む 移公子〉など、歳時記に散見されるようだが、余り気にすることはないだろう。「ぎつしり」との擬態語は平凡なようだが、石榴の実の内部の充実感を的確に言い留めており、石榴以外の果物を想像させない確かさがある。『文藝春秋』2024年11月号。
中国原産のミカン科キンカン属の常緑低木。江戸時代に中国から導入され、本州以南の暖地の庭先などで栽培される。果実は初めは青いが、後に金色(橙黄色)に熟す。秋の季語だが、色も味も乗って食べ頃になるのは冬に入ってから。生食のほか、砂糖煮・砂糖漬けなどにする。

秋に獲れる鯖(さば)のこと。鯖は夏の産卵後栄養を十分に摂り、秋になると脂がのる。脂がのって美味しい時期は晩秋から翌年2月頃まで。 10~11月のものを「秋鯖」、12~翌2月頃までのものを「寒鯖」と呼ぶ。単に「鯖」といえば夏の季語。
下の写真は秋に獲れたゴマサバ。
