「甚平(じんべい)」は腰を覆うぐらいの丈で、男性や子供が着る夏の簡易服。
掲句の対象は湯上りの甚平を着た二人の孫。初孫は男の子、二人目は女の子で、当時二歳と一歳。たまに家に泊まりにくると、悪戯盛りなので此方はへとへとになる。孫を詠んだ句に佳句はないと言われるが、それでも時には詠んでみたいと思う。「孫」という言葉を使わないことで、甘さが抑えられていれば幸いだ。令和5年作。
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