秋時雨は秋も終わりの頃に降ってはすぐに止む雨のこと。紅葉の季節に降る雨であり、どこか侘しい感じがある。一雨ごとに冬が近づいてくる。
掲句はある考古館のガラスケースの中に展示されていた土偶が契機になってできた作品。長野の茅野市で出土した縄文時代後期の土偶で、脚が太いどっしりとした姿。生命を育む女性の神秘と力を表現したものという。数千年の間土中に眠っていて、今、我々の前に姿を現した土偶に、縄文人たちのどのような願いや思いが宿っているのだろうか。令和元年作。
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