秋時雨は秋も終わりの頃に降ってはすぐに止む雨のこと。紅葉の季節に降る雨であり、どこか侘しい感じがある。一雨ごとに冬が近づいてくる。
掲句はある考古館のガラスケースの中に展示されていた土偶が契機になってできた作品。長野の茅野市で出土した縄文時代後期の土偶で、脚が太いどっしりとした姿。生命を育む女性の神秘と力を表現したものという。数千年の間土中に眠っていて、今、我々の前に姿を現した土偶に、縄文人たちのどのような願いや思いが宿っているのだろうか。令和元年作。
秋時雨は秋も終わりの頃に降ってはすぐに止む雨のこと。紅葉の季節に降る雨であり、どこか侘しい感じがある。一雨ごとに冬が近づいてくる。
掲句はある考古館のガラスケースの中に展示されていた土偶が契機になってできた作品。長野の茅野市で出土した縄文時代後期の土偶で、脚が太いどっしりとした姿。生命を育む女性の神秘と力を表現したものという。数千年の間土中に眠っていて、今、我々の前に姿を現した土偶に、縄文人たちのどのような願いや思いが宿っているのだろうか。令和元年作。
キシメジ科キシメジ属の菌類で、共生菌の一つ。赤松やその他のマツ科の樹木の下に生える。シイタケやシメジのように人工栽培ができないため、収量の減少とともに高値で取引され、輸入物も出回っている。独特の芳香があり吸い物、松茸ご飯、土瓶蒸しなどにする。代表的な秋の味覚。

虻(あぶ)はハエ目の昆虫で種類が多い。花に来るのが花虻、牛や馬について血を吸うのが牛虻で人を襲うこともある。春から秋にかけて見かけるが、単に「虻」といえば春の季語。秋も深まる頃、澄んだ大気の中に見かける虻には、時を惜しんでいるような趣がある。

「芋茎(ずいき)」は里芋の茎のこと。赤芋茎、青芋茎、白芋茎の3種類がある。生ものは茹でて酢味噌などで食べたり、乾燥したものは水で戻して煮つけたり、汁の実としたりする。
掲句は自宅のベランダで笊に並べて干す芋茎を詠んだもの。好天の日は日に干し、夜になっても月光の下で干した。干し上がるにつれて濃縮し、芋茎の嵩が減って軽くなっていく実感があった。令和4年作。