中近東原産のクワ科の落葉小高木。日本には17世紀後半に伝わり、各地で栽培されている。花が見当たらないまま結実するのでこの名があるが、実際には春から夏に花嚢の中に無数の白い花が咲く。晩秋の頃果実は暗紫色に熟し、生食のほかジャムなどになる。

中近東原産のクワ科の落葉小高木。日本には17世紀後半に伝わり、各地で栽培されている。花が見当たらないまま結実するのでこの名があるが、実際には春から夏に花嚢の中に無数の白い花が咲く。晩秋の頃果実は暗紫色に熟し、生食のほかジャムなどになる。

夏に発生する雷は、積乱雲の中などで雲と雲、雲と地上の間で放電現象が起きたもの。上空が冷え、地表付近が高温多湿のときに発生する。大気の冷気と暖気とが接触する境界線に添って発生する雷もある。四季を通じて見られるが、単に「雷」といえば夏の季語。他の季節の雷は、「初雷」「春雷」「秋雷」「寒雷」などという。

秋は暑い夏が過ぎて冬へ向かう途中の爽快な季節。ただ、初秋の8月は残暑厳しく、また晩秋の頃は肌寒さを覚えるので、快適に過ごせる期間はそう長くはない。空気も水も澄み渡り、山々は紅葉する。
掲句は、書肆(しょし)の店内でしばらく客の一人として過ごす自分自身を詠んだもの。店内で過ごすのは夕暮時の僅かな時間だが、誰にも縛られずに好きな本を手に取ってめくるのは、至福の一時だ。店を出ると外は既に暗くなっていて、対照的に、しばらく過ごした店内の灯火の明るさが心に残る。令和5年作。
盂蘭盆(うらぼん)に祖先の墓に参って香花をたむけること。墓参は季節に関係なく故人の命日に出かけたり、春秋の彼岸に行われることも多いが、祖先の霊を迎える盂蘭盆会は日本人にとって最大の宗教行事であり、俳句で「墓参(はかまいり、ぼさん)」といえば、盆の墓参のことをいう。前もって墓を洗い清め、花や香を手向けてお参りし、祖先をこの世に迎える。
