ガガイモ科の蔓性多年草。各地の山野に自生し、日当たりのよい草原、道端、藪、河川敷、林縁などに見られる。晩夏の頃、葉腋から長い花柄を出した先に総状の淡紫色の小花が咲く。種子と葉は生薬になる。別名「かがみ」「かがみいも」「乳草」など。

赤芽柏はトウダイグサ科の落葉高木。本州、四国、九州、南西諸島などに分布し、河原、海岸、伐採跡地などの日当たりの良い場所に自生。雌雄異株。仲夏の頃黄色い花を咲かせる。雄花は多数の雄しべが伸びて目立つが、雌花は目立たない。初秋の頃実が黒く熟する。「楸(ひさぎ)」は赤芽柏の古名。なお、歳時記には載っていない。

「夏」は立夏から立秋の前日までの約3ヶ月間の季節。四季の中で最も暑く日差しが強い。夏の日差しは、時により爽やかだったり蒸し暑かったりする。
掲句は柳瀬川沿いで釣りをしていた少年たちの姿が契機になっての作。東京都と埼玉県の県境を流れる柳瀬川沿いは私の好みの散歩コースの一つ。その日は夏休みに入った少年たちが釣りをしたり、川に跳び込んだりしていた。魚籠をのぞくと、コイ、オイカワ、ナマズなどが鰭をそよがせていた。アユが釣れることもあるらしい。ふと、宮沢賢治の「風の又三郎」に出てくる少年たちのことを思い出した。平成28年作。
鴨類の中でもカルガモは、夏の間も日本に留まり繁殖するので「夏鴨」とよばれる。雄雌同色で、主として夜間に餌を求めて活動する。なお、カルガモは本州以南では留鳥だが北海道では夏鳥。渡り残った鴨のことを「夏鴨」とよぶこともある。

巻貝の一種。日本各地の浅い海に生息。白バイ貝と黒バイ貝がある。春から初夏にかけてが旬。身が食用になるほか、貝殻はベイゴマなどの細工物に使われる。「海螺貝」は季語になっていないが、「海螺廻し(ばいまわし)」は海螺貝を使ったコマ廻しのことで秋の季語に、また、身を甘辛く煮て正月の縁起物とした「海螺の身」は新年の季語に分類されている。
下の写真は白バイ貝。

下の写真は黒バイ貝。
