シソ科サルビア属の多年草。半日陰や日陰を好み、林内や林縁に自生する。夏から秋にかけて、茎の先に青紫色の花の穂がつく。秋の名が付けられているが、夏から咲き始める。歳時記に掲載されている「田村草」(秋季)は棘の無い薊に似た花で、これとは別種。

シソ科サルビア属の多年草。半日陰や日陰を好み、林内や林縁に自生する。夏から秋にかけて、茎の先に青紫色の花の穂がつく。秋の名が付けられているが、夏から咲き始める。歳時記に掲載されている「田村草」(秋季)は棘の無い薊に似た花で、これとは別種。

鴉の繁殖期は晩春から夏。公園の木々や神社の森など至るところで営巣する。子育て中の親鳥は外敵に対する警戒心が強く、巣の下を通る人を威嚇することもある。孵化後巣立ちまでほぼ一か月。巣立った鴉の子は、その後も数週間は親鳥とともに過ごす。親鴉と遜色のない大きさに育っても、仕草や鳴き声はまだまだ幼い。


「入梅」「梅雨の入り」は、暦の上では陽暦の立春から127日目の6月11日頃にあたる。生活実感としては、雨がち曇りがちの日が続き、気象庁の判定が出て梅雨に入ったことを知ることになる。
掲句は梅雨に入る頃のモノや心に纏わりつく微かな「翳り」を表現しようとした作品。「影」は光によってできた物の形、「陰」「蔭」「翳」は、物に遮られて、日光や風雨の当たらない所と辞書に解説があるが、梅雨という季節のもつどんよりとした隠微な印象を「翳」で表せるのではと考えた。写生によらない作として、多少は冒険したつもりである。令和5年作。
メキシコ原産のキク科の一年草で江戸時代末に日本に渡来。観賞目的のため公園の花壇や庭先等に植えられる。6~9月と開花期が長いことからこの名がある。品種改良が進み、花の色は赤、桃、黄、橙と多彩。一重や八重咲きもある。


双翅目アブ科の昆虫。蜂は翅が4枚あるのに対し、虻の翅は2枚。家畜の血を吸うウシアブ、花の蜜や花粉を求めて集まるハナアブなど種類が多く、日本には100種類ほどが生息しているとされる。
