門前の塔頭一寺一寺夏

夏は四季のうちで最も暑い。日差しが強く、山野の茂りが濃くなり、積乱雲が育つ。爽やかな暑さの初夏、梅雨どきの蒸し暑さの仲夏、炎暑の晩夏を含む。

掲句は初夏の頃、妹夫婦の住む池上本門寺界隈を散策していての作品。最盛期よりは減ったというが、今でも門前には多くの塔頭(たっちゅう)が残っていて、境内に足を踏み入れると、木立の奥の堂の中から勤行の法鼓や誦経の声などが聞こえてきた。一寺一寺に今年も夏が巡って来たことを実感しながら界隈を巡って歩いた。令和5年作。

,

コメントを残す