「蒲公英(たんぽぽ)」は春に黄花(又は白花)を咲かせる多年草。花は間もなく白い冠毛を持つ実となり、風に乗って飛ぶ。「蒲公英の絮(わた)」(春季)と称する。
掲句は春の野遊びの気分があふれている作品。愉しみの余り、いささか遠くへ来過ぎたようだ。たっぷり遊んだ後の一抹の淋しさも感じられる。『俳句』2024年6月号。
「蒲公英(たんぽぽ)」は春に黄花(又は白花)を咲かせる多年草。花は間もなく白い冠毛を持つ実となり、風に乗って飛ぶ。「蒲公英の絮(わた)」(春季)と称する。
掲句は春の野遊びの気分があふれている作品。愉しみの余り、いささか遠くへ来過ぎたようだ。たっぷり遊んだ後の一抹の淋しさも感じられる。『俳句』2024年6月号。
北アメリカ原産のキク科ムカシヨモギ属の多年草。大正時代に観賞用として持ち込まれ、後に各地で野生化した。初夏の頃、淡紅色の花を咲かせる。姿形のよく似ている「姫女菀(ひめじょおん)」よりも花期が早い。なお、歳時記には載っていない。

「日脚伸ぶ」は、年も明けて、少しずつ日が長くなること。1月の半ばを過ぎると、日暮れが遅くなり、また、日差しが暖かくなって、一歩ずつ春が近づいていることを実感する。
掲句は自らの老いを、諧謔味を交えて詠んだ作品。手の甲の皺を「山脈」というのはいささか大仰だが、作者は、自らの身体に現れる老いを戯画化して愉しんでいるのだろう。自身の老いをさえ句材にしてしまうところに、作者の図太い作家魂が見える。『俳句』2024年6月号。
キャベツ(甘藍)はアブラナ科に属する野菜で、四季を通じて店頭に並ぶが、その中でも特に秋に種を蒔き春から初夏にかけて収穫するものを春キャベツという。葉の巻きがふわっとしていて柔らかい。単に「甘藍」、「キャベツ」といえば夏の季語。
