日本原産のモクレン科の落葉高木。蕾が拳に似ているので、その名がつけられたといわれる。全国の山地に自生するほか、観賞用として庭園などに植えられる。仲春の頃、葉に先立って、木蓮より小振りの白色の六弁花を開く。ヤマアララギ、コブシハジカミ、タウチザクラなどの別名がある。


日本原産のモクレン科の落葉高木。蕾が拳に似ているので、その名がつけられたといわれる。全国の山地に自生するほか、観賞用として庭園などに植えられる。仲春の頃、葉に先立って、木蓮より小振りの白色の六弁花を開く。ヤマアララギ、コブシハジカミ、タウチザクラなどの別名がある。


ヨーロッパ原産のゴマノハグサ科の越年草。正式名はオオイヌノフグリで、明治の初期に渡来した。早春の道の辺や田畠の畦、草原などに生え、空色の可憐な小花を咲かせる。犬の陰嚢に似た実をつけることから、この名がある。なお、日本の自生種であるイヌノフグリは淡紅色の花を咲かせるが、近年は余り見られない(絶滅危惧種)。

「蕗味噌(ふきみそ)」は蕗の薹を刻んですりつぶし、味噌、砂糖などを加えて混ぜ、火にかけて練ったもの。ほろ苦い風味が春の食卓に色どりを添える。
掲句は「蕗味噌」の苦みを「うすむらさき」と色彩により表そうとした作品。蕗味噌に限らず、目刺しやゴーヤなど、苦みを味わう食材は四季を通じてあるが、特に春先に摘む山菜の苦みは、春の到来を実感させてくれる。味覚が発達して苦みを滋味として味わえるようになるのは、齢を加える愉しみの一つではないだろうか。令和5年作。
春、田畑の畦にはいろいろな草の芽が生えだして生長し、日一日と青みを帯びてくる。畦が青むと農作業の本格化する季節を迎える。

中国原産のモクセイ科の落葉低木。江戸時代初期に日本に渡来。梅の仲間ではないが、花の形が梅に似ていることと、花期が梅と同時期であることからこの名がある。初春の頃、葉に先立って、半蔓状の枝に六裂の黄色筒状花をつける。春先に黄色い花を咲かせる木には、マンサク、サンシュユ、レンギョウなどがあるが、黄梅もその中のひとつ。
